毛皮を知ろう(加工編4)

   2015/10/26

毛皮をお持ちの方で、加工方法までご存じの方は少ないかもしれません。しかし、ご自分がお持ちの毛皮がどのように出来ているのか知って頂くことで、より愛着がわきますし、保存方法やお手入れ方法もご理解しやすくなります。そうすることで、より綺麗な状態で長く使用することができます。今後、毛皮を手放す、新しい毛皮を購入する際にも役に立つ情報です。今回は、皮面加工をご紹介します。

皮面加工とは、ダブルフェースともいいます。表面の毛の部分をフェースと呼び、通常はこのフェースを毛皮は使用していきますが、毛皮の裏面の皮面を綺麗に加工して表面として使用していくことをダブルフェースといいます。皮が丈夫である程度厚みのある毛皮、例えば、ムートンやミンク、ベビーラムなどがこの加工に適しています。裏生地を使用しませんので、非常に薄くて軽い製品になっています。

ダブルフェースの種類があります。まず、皮面を染めてサンドペーパーで毛羽立たせてスウェードとして使用できるようにする方法をスウェード加工といいます。また、スウェード状のダブルフェースの皮面を樹脂加工して皮革の銀面のように仕上げた物をナッパ加工といいます。この加工の場合、スウェードと比較すると汚れにくく手入れが簡単というメリットがあります。

今こそ毛皮を売るチャンスです。

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